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執筆者の写真ひろゆき 大石

訪問理美容

かつて施設への訪問理美容をしたい、させてほしい、という

事業者からの営業が頻繁にかかってきました。

最近は、全く営業をかけられること、ほぼありません。

弊社サービス付き高齢者向け住宅の入居者様には、

弊社の元職員さんが、訪問利用サービスを提供しています。


な、な、なんと、弊社の元職員さんは看護師さんで、

かつ理容師さんという強者。訪問理容中の、体調の変化を、

元同僚である弊社職員に報告してくださったり、

きめ細かいカット、シェイビーングをしてくださいます。


デイサービスと連動して、カット後に、デイサービス利用をすることで、

入浴して、カットした髪を洗い流すこともできます。


これこそ、まさに、連携というか、多職種連携ですね。

この取り組みを施設開業からずっと行っている弊社はナウいかもしれません。 (ナウいがそもそも死語ですね。)



さて、高齢者が訪問理容サービスを利用する効果には以下のようなものが考えられます。


1. 外出の負担がなくなる→施設外に出る必要がない

高齢になると髪を切りに行くことが大変になる人が多いです。訪問理容師が自宅に来てくれることでその負担がなくなります。


2. 孤独感の軽減→介護職員等以外との会話が大切

理容師との会話が楽しみになったり、人と接することで孤独感が和らぐことが期待できます。そして、介護職員等以外と会話することは、高齢者をシャキッとさせ、より社会性を取り戻すことにも寄与します。


3. 身だしなみの改善

自宅での理容が難しくなりがちな高齢者にとって、髪やひげを整えてもらうことは身だしなみの大切な一部です。整った外見は精神面でも好影響があるとされます。


4. 安全面のメリット

高齢の方が一人で外出することのリスクを避けられます。また、髪を切る道具を自分で使うことの危険性も回避でき安全面でのメリットがあります。


このように、訪問理容サービスは高齢者の生活の質を向上させる効果が期待できる有用なサービスといえます。外出の困難さから利用を諦めている人も多いと思いますが、できる限り活用していただきたいサービスだと思います。



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